最適なシミ治療法をご提案
皮膚科で始めるお肌ケア
いくつになってもお肌は常に若々しく、年齢を感じさせない綺麗な状態を維持したいものですよね。
しかし、ふと鏡を見た時にシミやくすみの存在に気付いて肩を落とす方も多いのではないでしょうか。
年齢とともにできてしまう避けては通れないものなのか、それとも生活習慣が影響を及ぼしているのか。その原因を把握できていない方も多いはずです。
多くの人の悩みの種になっているこのシミの問題。
今回は、シミの原因をはじめ、治療方法の種類とそれぞれの特徴、シミ治療をすることで感じられるメリットについて美容皮膚科のローズマリークリニックが詳しく解説いたします。
気になるシミの原因とは?
シミには老人性色素斑、肝斑、雀卵斑(そばかす)など様々な種類が存在しますが、最も一般的ででお悩みの方が多いのは、老人性色素斑と呼ばれるシミです。
シミは体内で形成されるメラニンと呼ばれる色素の過剰生成、蓄積によって生じます。
メラニンは表皮の一番下にある基底層のメラノサイトで形成され、一定量になるとターンオーバーと呼ばれる仕組みによって徐々に押し上げられます。
通常、メラニンは垢として排出されますが、過剰に作られたり、ターンオーバーのバランスが崩れてしまうと皮膚内に蓄積し、シミの原因となってしまうのです。
ここではシミができてしまう原因について、日常生活での予防方法を含めながら解説いたします。
油断大敵!
降り注ぐ紫外線の対策は夏だけじゃダメ!?
まずは、お肌の天敵である紫外線。
紫外線と聞くと夏に量が多いイメージがあるかもしれませんが、紫外線は季節を問わず降り注ぎ、涼しく感じる秋であっても紫外線の量は夏とさほど変化がないため、油断はできません。
紫外線は大量に浴びるとメラノサイトが刺激され、メラニンが過剰に生成されます。
日焼け止めの塗布・服用などの紫外線(UV)ケア、帽子や日傘、サングラスの着用を日頃から習慣化して紫外線対策をする必要があります。
シミの原因を自分で作っていた!?今すぐ日常生活をチェック!
バランスの取れた食事で栄養素を摂取
日常生活の過ごし方もシミの生成に大きく関係します。
まずは食生活です。糖分を過剰に摂取するような偏った食事バランスはお肌のくすみの原因に繋がります。
シミの発生を防ぐためにも、老化の原因となる活性炭素を抑制、除去する抗酸化作用のある食べ物を積極的に摂取することが理想です。
レモンをはじめピーマン類に多く含まれているビタミンC。お肉や魚類全般に豊富に含まれるL-システイン、トマトやピンクグレープフルーツに多く含まれるリコピン、鮭や鱒(ます)などの魚に含まれるビタミンB2には強力な抗酸化力があり、メラニンの生成を抑制する効果があると言われています。
これらはお肌にとって非常に大切な役割を果たしてくれます。
無理なく徐々に食生活に取り入れてみるのはいかがでしょうか。
睡眠の質こそお肌の質
また睡眠もお肌との関係がとても深いです。
睡眠不足が続いてしまうと、細胞の働きに重要となる成長ホルモンが不足し、お肌が新たに生まれ変わる「ターンオーバー」の乱れにつながります。ターンオーバーが遅くなると、古い角質やメラニン色素が肌に残ったままになるため、色素が沈着しシミが目立つようになるのです。
十分な睡眠を取るとメラトニンと呼ばれるホルモンが分泌され、睡眠の質を高めるだけでなくメラニンを代謝する働きもあるため、シミの予防・改善にも効果的です。
お肌にもお休みが必要!見直したいスキンケア
そして意外と見落としがちな日常生活の行動にも、お肌へのダメージにつながる行動があります。
それは、毎日の洗顔・メイクです。
洗顔時にゴシゴシこすったり、タオルで強く拭いたりしてしまうと、お肌が刺激を受け防御反応としてメラニンが大量に生成されます。
メイク時をする際も、同じ場所に何度もブラシやパフを走らせるとお肌へのダメージが蓄積してしまうことがあるので、ノーメイクの日を取り入れるなどの注意が必要です。
毎日の習慣を大きく変えることはなかなか難しいことだと思います。
いきなり全てを変えることはかえってストレスになってしまう可能性があるので、ご自身で無理なく取り入れられそうなものから始めることをオススメします。
まずは医師に相談を
皮膚科で出来るシミ治療の種類とは?
シミをケアする手段となると、美白成分が配合された市販の化粧品を使用するなどのセルフケアをするしかないとお考えの方も多いのではないでしょうか。
しかしメイクでシミを隠そうとしてもかえって浮いて見えてしまったり、自分では上手に隠せなかったり、メイクだけでシミをすべてカバーするのはなかなか難しいですよね。
目立つ大きなシミ、気付いたら出来てしまっていた気になるシミには皮膚科での治療が効果的です。
医師があなたのシミの種類や状態を適切に診断し、より短期間で、より効果的にシミをケアできます。
では皮膚科でのシミ治療はどのような種類があるのでしょうか?
ここからは主な皮膚科でのシミ治療をご紹介いたします。
シミのレーザー治療/光治療
シミに対して直接 アプローチする治療法は2つあります。
1つは、シミの基となるメラニン色素を直接 破壊するレーザー治療です。こちらはシミがある部位にピンポイントで照射し焼き切る治療法となっています。
もう1つは、レーザーよりも弱い光を照射し、コラーゲンの生成を働きかける光治療です。
こちらはお肌の古い角質を排出し新しいお肌を生み出す治療法になっています。
低出力で照射をすることから、お肌へのダメージが少ない点が魅力的です。
数回かけての治療なので総合的なコストはレーザーよりも掛かりますが、回数を重ねる度にメラニンの量は減っていくので、シミだけでなく色素沈着やくすみ、そばかすへの効果も期待できる治療法です。
美容成分の導入によるシミ治療
皮膚から摂取することの難しいビタミンCなどを微弱電流を流しながらお肌の深くまで浸透させる導入方法です。
一人ひとり肌に不足している成分は異なるため、医師とのカウンセリングを経て導入する成分を選択できる治療法となっています。
お肌への浸透力が非常に高いことから、美肌効果も期待できる治療法です。
薬の使用によるシミ治療
レーザーのように機器を用いらず、薬を使用することもシミ治療として効果的です。
皮膚科でのシミ治療の場合、症状に合わせて内服薬と外服薬を処方します。
内服薬は、肌の内側からシミを治していきます。
色素沈着の抑制に効果的なトラネキサム酸、シミの原因となるメラニン色素の皮膚への沈着を防ぐビタミンC誘導体が多く用いられますが、場合によっては漢方薬やクリニック専売のサプリメントの処方などが行われる場合もあります。
外服薬は、シミができている箇所に直接に塗り、シミを消していく治療法です。
外服薬として代表的なビタミンAの誘導体の一種であるトレチノインは、塗布することでお肌の古い角質が剥がれ、メラニン色素を皮膚から排出する効果があります。
また美白剤の一種であるハイドロキノンには漂白効果があり、新たなメラニンの生成を抑制する効果が含まれています。
個人差がありますが、3ヶ月程度続けることで、徐々にシミが薄くなっていきます。
ローズマリークリニックの美白・シミ治療
ローズマリークリニックでは、シミ治療をお考えの患者さま、一人ひとりに最適な治療法を提案しています。
古い細胞を取り除き、若々しい素肌へ(ケミカルピーリング)
通常、お肌はターンオーバーで日々新しい細胞へと生まれ変わり、その周期は28日間と言われています。
しかし日常生活を送る中で蓄積される紫外線によるダメージやホコリなどによって、知らぬ間に古い角質が残ってしまい、新しい細胞が正常に作られないことがあります。
ケミカルピーリングは、蓄積された古い角質を剥離し除去することで、新しいお肌へ生まれ変わらせる施術となっております。
シミの他にもニキビや毛穴の黒ずみにも効果的なため、シミ以外の肌トラブル全般にも有効で若々しいお肌へ導いてくれる美肌治療です。
施術の後は古い角質が自然に剥がれていくため、日常生活への支障も少ない点がおすすめです。
当院のケミカルピーリングでは、サンソリット社製の薬剤を使用しております。
角質除去効果のあるグリコール酸、刺激が少なく保湿効果・美肌効果を併せ持った乳酸を併用することで、お肌への負担が軽減することが可能です。
シミの原因に直接アプローチ レーザーによる治療
シミ取りレーザーは、お肌にできたシミの色素にのみ反応するため、お肌への負担は最小限に抑えることができます。
「大きくて目立つシミがある…」「メイクだけではカバーすることができない…」とお悩みの方に非常におすすめの治療法です。
レーザートーニング(QスイッチYAGレーザー)
当院のレーザー治療では、QスイッチYAGレーザーを使用しております。
QスイッチYAGレーザーを「レーザートーニング」というモードにすることで、お肌に対してダメージの少ない出力でレーザーを照射しシミの原因となるメラニンを徐々に破壊することができます。
照射したレーザーが直接お肌内部のメラニンに働きかけることで、シミ・そばかす・くすみ・色素沈着など幅広い症状を改善し、回数を重ねるごとにお肌の調子が良くなっていくことを実感していただける施術となっております。
当院では、まずは1週間に1回の照射を4サイクル受けていただき、その後は3~4週間で1回の間隔での施術を当院ではオススメしております。
治療時間は10分程度で終了し、すぐにメイクをしてお帰りいただけるため、お仕事やプライベートでお忙しい方にとっても、短時間で気軽に受けられる施術です。
シミ取りレーザー(QスイッチYAGレーザー)
QスイッチYAGレーザーをシミ専用のモードに切り替えることで、よりピンポイントでシミにレーザーを照射することができます。
シミが発症している患部以外の皮脂組織への影響が少ないことから、メラニン色素のみを選択的に破壊することが可能です。
今まで気になっていた目立つシミを取りたいとお考えの方にオススメです。
当院では、患者さまの症状や肌質に合わせてレーザーの値を調整し照射していきます。
照射後は、患部のかさぶたが数日で剥がれ落ち、数ヶ月で他の箇所となじむことから照射を行った痕も目立たなくなります。
身体の内側からお肌をケア 栄養素の投与
お肌から吸収することが難しい美容成分を投与することで、身体の内側から栄養素を補給する治療法がいくつかございます。
イオン導入
イオン導入とは、ビタミンCなどを微弱電流を流すことで皮膚の奥深くまで美容成分を浸透させることが可能な治療法を指します。
その浸透力は、化粧水を塗布した場合と比較すると非常に高く、使用する美容成分によって多用な美肌効果を発揮します。
当院のイオン導入で使用する美容成分は、ビタミンCとトラネキサム酸の2種類をご用意しております。
またビタミンCには濃度が異なるものを2種類ご用意しており、カウンセリングの際に患者さまのお肌の状態を確認し、ご説明をしながら薬剤のご提案をさせていただきます。
高密度ビタミンC点滴
高密度ビタミンC点滴は、抗酸化作用やコラーゲンの生成促進など幅広いな効果のあるビタミンCを、点滴によって体内に直接 投与する治療法です。
点滴を投与することで、ビタミンCの血中濃度が飛躍的に高まり、シミの原因となるメラニンの生成を抑制する効果があります。
また皮脂の分泌を抑制する効果も併せもつため、ニキビ治療に特化した治療ではありませんが、ニキビの改善・予防にも効果が期待できます。
美肌効果だけでなく、健康的な観点からも免疫力の向上や、疲労の回復、生活習慣病の予防としても効果的です。
プラセンタ注射
胎盤を指すプラセンタには、各種ビタミン類、10数種に及ぶアミノ酸、ミネラル、酵素など非常に多くの栄養素が含まれています。
プラセンタは更年期症状の改善に使用されることが多い薬ですが、その効果は美容においても非常に大きな役割を果たします。
成長因子が細胞の分裂を促進し、ダメージを受けた肌を美しく修復する作用があるのです。
肌荒れが気になる方にとって非常にオススメな治療法です。
ニンニク注射
「ニンニク注射」という名前は聞いたことがあっても、一体どんなものか想像できない方も多いのではないでしょうか。
ニンニク注射とは、注射を打った時の匂いがニンニクと似た独特な匂いがすることからその名前で呼ばれるようになりました。
疲労の回復やスタミナ増強に役立つビタミンBを主成分とした注射であり、体内に直接 投与することによって蓄積した乳酸を燃やします。
これによって血行促進や新陳代謝を高め、お肌のターンオーバーを促進させます。
即効性もあることから、疲れが溜まった時や倦怠感を感じる時には非常に効果的です。
シミが目立つ前から始めるお肌治療で若さをキープ
若々しさを保つ為にも、美白治療はおすすめ
いくつになっても他の人から若く見られたいですし、自分自身でも若々しさと美しさは常に感じていたいものですよね。
お肌にシミがあるだけで見た目年齢は大きく変わってきます。
お肌の曲がり角と呼ばれる20代後半から30代前半でシミが目立つようになる人もいれば、第二のお肌の曲がり角と呼ばれる30代後半から急激にシミが目立つ人もいます。
シミが発症する年齢は人それぞれだからこそ、後悔する前に早めのシミ対策をすることが理想的です。
予約をスムーズに確保
実際にシミ治療を受け始めても、クリニックの予約がいっぱいで通うことが出来なくては、その効果を感じることはできません。
当院の施術・カウンセリング予約は、お電話だけでなくネット上からでも承っております。
初診・再診問わずご希望通りのスケジュールでシミ治療を受診することが可能です。
症状が異なるからこそ、自分にあったメニューを
今すぐにでもシミを改善したい人、仕事やプライベートでなかなか時間が取れないことから通える時に通って少しずつでいいのでシミを改善したい人、様々だと思います。
当院ではお肌にとって過度な負担とならないように、患者さまの肌質を考慮したうえで適した施術メニューをご提案させて頂きます。
美容皮膚科である当院では、アザもシミとして診察をすることが可能なため、気になる肌トラブル、施術に関して聞きたいことなどがあればぜひ お気軽にご相談くださいませ。